今までは「ドローン」は偵察用途のサブ機能的に使用していました。しかし、2025年10月の大規模アップデート「Meta Shift」によって、ドローンは単なる“空飛ぶカメラ”から“戦術支援ユニット”へと進化しました。この記事では、今回の仕様変更を踏まえたドローン運用の最前線と、それがゲーム内メタに与える影響をご紹介していきます。
1. まず押さえるべき仕様改変点

ドローンに「収納スロット」が追加
ドローンは今回のパッチで、1スタック分のアイテムを保持できるスロットを持つようになりました。【Eキー長押しでドローンストレージにアクセス】できます。操作中にその内容を 左クリックで投下 できる。これはメタ級の変化といっていい。※ドローンの真下に投下する。
この「投下」機能により、爆発物(例:豆缶グレネード、F1グレネード、サッチェルチャージ【梱包爆弾】、C4、)を空中から敵拠点に仕掛けるという、従来にはなかった戦術的選択肢が生まれた。しかも、投下後の爆発物は通常通りの挙動をしました。
2. リスクとカウンター — ドローン=敵扱いへ
進化した利便性の裏には、しっかりとしたリスクが設計されている。
- SAM(対空サイト)や自動タレットが、プレイヤー操作ドローンを感知して攻撃するようになりました。 つまり、空中補給を試みると狙われる可能性が高いです。
- ただし、自販機配送ドローンは「友好的」扱いとなり、攻撃対象にはならない。
- ドローンのカメラ視点(視野角)が拡張され、下方向をが見やすくなった気がします。より低めの建造物や凹地を把握しやすくなった。
- 投下クールダウンや、不正な速投下(プレイヤーより速すぎる投下)は修正されるかもしれません。今のところ手で投げるより早く連打できました。バグ修正の一環として、異常な挙動を抑える調整が入り始めている。
これらの変更により、「ドローン万能」ではなく「運用とタイミングを慎重に選ぶツール」へと性格を変えた。
3. 戦術的使い方と注意点
ここからは、実践的な応用を想定して「こう使える/こう気をつけるべき」運用法をまとめてみました。
運用タイプ | 使いどころ | 長所 | 危険・注意点 |
---|---|---|---|
空中精密投下 | 敵拠点屋根へのC4/手榴弾投入 | 相手の意表を突く奇襲が可能 | SAM やタレットに捕捉されやすい。遮蔽物を使わず直線飛行は危険 |
偵察兼補給 | 手持ち資材を運ぶ、敵基地の構造把握 | 拠点外への接近リスクを減らせる | 見つかれば誘導攻撃を受ける。電波(操作距離)制限あり |
分散攻撃 | 小型ユニットを2拠点で運用、敵注意を分散 | 相手を迷わせやすい | リソース(アイテム)を分割する必要あり |
トリック運用 | 投下後すぐに逃がす、偽装・囮として動かす | 相手を誘い出したり、時間稼ぎできる | 投下物を持たせすぎると重量・操作性が下がる可能性もありますがC4を10個載せて操作しましたが挙動が変わったりはしませんでした。 |
運用時のチェックポイント(成功率を高めるコツ)
- ルートの遮蔽を意識
できるだけ対空装置や視線が通らないルートを使う。崖裏・谷間ルート活用など。 - 投下タイミングの見極め
敵がタレットを回していない瞬間、あるいは基地外壁が向いていない方向を狙う。
夜間や暗所を狙って投入するのも手。 - アイテム選択の精査
重量や用途で取捨選択。爆発物のみに頼ると、補給・防衛物資を運べず使い勝手が偏る。
煙幕弾、閃光、回復物資などを補助的に使うのもあり。 - 予備プランを作る
ドローンが破壊されたり通信切れになった時を想定して、地上からのフォローや撤退ルートを持つ。
4. ドローン進化がもたらすメタ変化と今後展望

メタの変化:基地戦と争奪の激化
ドローンの強化は、屋根戦術(roof camping) や 遠距離制圧 をさらに有効にする。ただし、それに対抗するタレット・SAM施設の重要性も比例して増していきます。今後は“空補給”対策施設を持つクラングループが有利になると思います。
また、ドローンの補給能力を考えると、小〜中クランでも“空の補給線”を持つ戦略を取りやすくなり、資源確保・前線維持が変動しやすくなる。
今後の改修・調整予想
- ドローンの耐久・回復性のバランス調整
- 投下重量やクールダウン時間の最適化
- タレット/SAMの射程や識別アルゴリズムの改善
- 複数スロット、ドローン間の連携(編隊運用)といった拡張要素の導入
- 海洋コンテンツ拡張に伴い、海上/海中との連携運用(たとえば海上プラットフォームへの着陸・離陸)
5. まとめ:空を制する者が戦場を制す
今回の「Meta Shift」アップデートは、ドローンを補助ツールから戦術装置へと格上げしました。だが、万能ではないので運用判断、リスク管理、そして対抗策を用意してこそ、ドローンは「決定的な一手」になり得ます。

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